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「最近、何だか顔がかゆい」

「常にかゆいわけではないが、こそばゆい感じがする」

「スキンケアや食事、睡眠などの体調管理にも気をつけているのに、顔がかゆい」

「顔がかゆいのは、洗顔が間違っているからなのか心配だ」

 

最近、急に顔が痒くなってお悩みではありませんか?

 

「冬になると肌が乾燥して痒くなる」というのはよく耳にする話ですが、春夏秋冬の季節に関係なく肌が痒くなる人も多いようです。

基本的には、肌の乾燥やそれにともなうバリア機能の低下がよくある原因なのですが、これに当てはまらない人もいます。

そこで今回は、顔がかゆい原因についてまとめておきます。

 

顔が痒くなる5つの理由、「知らず知らずのうちに間違ったスキンケアを続けていることも」

頬が痒くなるのは次のような原因が考えられます。

  1. 乾燥
  2. 皮膚のバリア機能の低下
  3. ハウスダスト、ダニ、花粉などによるアレルギー
  4. 脂漏性皮膚炎
  5. 栄養不足

では、各項目を順番に説明します。

 

乾燥

皮膚の一番外側には角質層があり、その構成要素として角質細胞があります。

そして角質細胞の中には、アミノ酸、乳酸、尿素、ピロリドンカルボン酸などの天然保湿因子(NMF)という保湿成分が入っています。

これらは水溶性でいずれも水分を抱え込む性質があります。

 

しかし、NMFの保湿力は湿度が下がると低下してしまいます。

そのため、冬の乾燥した空気中では、保湿力をあまり発揮できません。

 

NMFの保湿力が下がると、角質層は水分をつなぎとめておくことができず、お肌は乾燥しやすくなります。

乾燥すると皮膚に刺激が入りやすくなるため、かゆみの原因となります。

 

例えば、エアコンの暖房は部屋の湿度を下げるため、NMFの保湿力低下を招き、肌の乾燥を進行させます。

夏場でも冷房のきいた室内は湿度が低いので、体は快適でも皮膚の乾燥が進んでいることがあります。

 

また、ストレス、睡眠不足、偏った食事、加齢などによりターンオーバーが正常に行われない場合、角化※が順調に進まず、NMFが十分に作られないためにやはり肌は乾燥しやすくなります。

※角化:表皮の細胞が生まれて角質細胞へと変わっていく過程のこと。

 

皮膚のバリア機能の低下

皮膚の表面は、皮脂や汗の混ざった皮脂膜で覆われています。

皮脂膜は肌の水分蒸発を防いだり、外界からの刺激から肌を守ったり、細菌の繁殖を抑えるなどの働きをしています。

しかし、何らかの理由で皮脂膜が壊れると、角質層から水分が蒸発して肌が乾燥したり、刺激が皮膚に入りやすくなります。

 

特に、以下のような間違ったスキンケアは肌に必要な皮脂まで除去してしまい、バリア機能低下を招きます。

 

  1. シャワーのお湯での洗顔
  2. スクラブでのゴシゴシ洗顔
  3. 酵素洗顔やピーリングの多用
  4. 洗顔の時間が長い
  5. 毛穴パックを頻繁に使う
  6. シェービングで逆剃りが多い
  7. 化粧水や乳液による保湿ケアの不足
  8. 肌質や年齢に合わない化粧品の使用
    etc

 

まず、シャワーのお湯は40℃前後に設定している人が多く、肌にとって熱すぎます。

そのまま洗顔すると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

お風呂のお湯を使う場合は、洗面器にとって、冷水を加えるなどしてぬるま湯にしてから使いましょう。

 

以下の項目も、肌への刺激や負担が大きいこととしてよく知られています。

  • スクラブでのゴシゴシ洗顔
  • 酵素洗顔やピーリングの多用
  • 洗顔の時間が長い
  • 毛穴パックを頻繁に使う
  • シェービングで逆剃りが多い

何事もやり過ぎはよくないですね。

 

ちなみに、私の場合だと、スクラブ洗顔で鼻の角栓を落とそうとして、ゴシゴシ洗顔していたときは鼻の周りがよく痒くなっていました。

また、剃り残しを嫌って何度も逆剃りしていたときは、髭剃り直後に口元や頬に痒みが出ていました。

髭剃りは、皮脂膜だけでなく角質層まで除去してしまうこともあり、肌にとっては大きな負担になります。

 

他にも、自分のお肌に会わない化粧品を使っていると、知らず知らずのうちに肌の奥で乾燥を進行させていることがあります。

こちらについては、後で詳しく説明します。

 

ハウスダスト、ダニ、花粉などによるアレルギー

アレルギー反応によって頬が痒くなることがあります。

原因は、ハウスダスト、ダニ、花粉、動物の毛、化粧品に含まれている成分、紫外線、黄砂など様々です。

 

化粧品に含まれている成分では、植物エキスや精油(エッセンシャルオイル)などに注意が必要です。

植物エキスは、植物から芳香成分やその他の成分を抽出し、エタノールなどの溶剤で薄めたものです。

濃度は薄いので肌への刺激は少なめですが、配合数が多くなると溶剤の量が増えてまれに刺激が起こることもあります。

 

そして、精油は植物の芳香成分だけを抽出したもので、濃度100%です。

肌への作用や香りによる癒し効果は高いのですが、その反面刺激やアレルギーのリスクも高いです。

顔に痒みが起きているなら、一度お使いの化粧品の成分表示欄をよくチェックしてみてください。

 

脂漏性皮膚炎

ストレス、ビタミン不足、間違ったスキンケア(洗いすぎなど)、真菌感染、その他生活習慣の乱れなどが原因で、顔面(鼻のわきや額など)、頭、脇の下、股など皮脂腺がよく発達し、皮脂の分泌量が多い部位の皮膚が赤くなったり、皮がむけてしまうものをいいます。

痒みを伴うことがあります。

こちらは、医師に相談して早めに治療することが先決です。

 

栄養不足

ビタミン皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります

不足すると、バリア機能が弱くなったり、感染症や皮膚炎にかかりやすくなったりします。

また、ビタミンは体内でミネラルとお互いに協力し合って働いているので、摂取量に偏りがあると働きが弱くなります。

 

「保湿ケアには気を使っているのに、なぜか肌がカサカサする」といった人は、ビタミンやミネラルの不足が原因の可能性があります。

 

肌の痒みを鎮める方法や予防策、「その化粧水、肌の乾燥を招いているかもよ」

肌の痒みを一時的に鎮める方法

肌が痒いときに掻くと皮膚が傷ついたり、刺激が入って炎症を起こすことがあります。

炎症は色素沈着を残すので、それが蓄積されるとシミのできる原因になります。

痒いときはかかずに濡れタオルや保冷剤をくるんだハンカチを肌にあてて冷やすと、痒みが多少は和らぐのでおすすめです。

 

顔の痒みを予防する方法

顔の痒みを予防するには、日々の正しいスキンケアが大切です。

肌が乾燥するとバリア機能も低下し、刺激が皮膚に入りやすくなるので、痒みが起こりやすくなります。

そのため、まずは肌の保湿に留意する必要があります。

 

ただし、先に説明したように、自分のお肌に会わない化粧品を使っていると、知らず知らずのうちに肌の奥で乾燥を進行させていることがあります。

保湿ケアをしっかりと行っているのに、肌がカサついたり、痒みが気になるという人は、お使いの化粧品があなたの肌に合っていないのかもしれません。

特に、市販の安いメンズ化粧水は、ベタつきを嫌う男性のために爽快感を与えるエタノールなどの成分が多く配合されていたり、保湿力に乏しいものが多いです。

 

私自身もすこし前までは、成分上位にエタノールが配合されているオキシーという化粧水を使っていたのですが、化粧水をつけているのにあまり保湿されている感じがなく、物足りなさを感じていました。

 

そこで、保湿力の高い成分が多く配合されているワンランク上のバルクオムという化粧水に変えたところ、しばらく使っていると肌の潤い感やモチモチ感に大きな違いがあることを実感しました。

バルクオムを使い始めてからは、髭剃り後に肌が痒くなることもなくなったので、今でも愛用しています。

 

もし、あなたがドラッグストアで手に入るような安いメンズコスメを使っているなら、一度成分表示欄をよくチェックしてみてください。

揮発性の高い成分が上位に表示されていたり、皮膚への刺激性が懸念されるタイプの界面活性剤が使われていたりしませんか。

また、植物エキスは肌に合わない場合もあるので、オーガニックコスメだから安全というわけではありません。

 

まとめ

顔が痒くなるのは、肌の乾燥がよくある原因ですが、他にもアレルギーや脂漏性皮膚炎、栄養不足などでも顔が痒くなることがあります。

アレルギーや脂漏性皮膚炎の疑いがある場合は病院へ行くとして、栄養不足については自分の普段の食生活を省みれば心当たりがあるはずです。

肌の乾燥やバリア機能の低下が原因の場合は、保湿効果の高い成分が配合された化粧水や乳液、美容液などで肌ケアを続けることで改善していくでしょう。

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