この記事では、ADリッチクリームの成分評価や効果を説明します。
「ADリッチクリームは、乾燥からくる痒みに効果があるのかな?」
「お肌によくない成分が入っていないか気になる!」
このような疑問にお答えしていきますね。
ADリッチクリームの成分評価や効果

ADリッチクリームの全成分はこちらです。
水、グリセリン、スクワラン、BG、オリーブ果実油、シア脂、ヒマワリ種子油、ミツロウ、カンテン、水添レシチン、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、ダチョウ卵黄エキス、ユズ果実エキス、カワラヨモギ花エキス、チョウジエキス、カプリル酸グリセリル、キサンタンガム、ステアリン酸、トコフェロール、アルギニン、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、ラウリン酸ポリグリセリル-10
出典:公式ページ
保湿成分
まず、保湿成分は水色で示しています。
この中で保湿力の高い成分としては、ユズ果実エキスが挙げられます。
ユズ果実エキスは、ユズセラミドと呼ばれており、人の肌に含まれるセラミドに近い成分です。
セラミドは、お肌の約80%もの水分をキープしており、お肌の水分を保持する力が非常に強いです。
そのため、ユズセラミドもセラミド同様に、水分保持力に優れていて、高い保湿効果が期待できます。
カワラヨモギ花エキスは保湿力は弱いのですが、抗菌効果があるので、肌あれを防ぎ、肌を清潔な状態に保ってくれます。
油分
油分はオレンジ色で示しています。
油分は、お肌になじんで、肌のバリア機能を補ったり、水分蒸発を防いだりする働きがあります。
スクワランはベタつきの少ない油分で、水分蒸発を防ぐ働きが優れています。
オリーブ果実油やシア脂は、肌なじみが抜群によくて、お肌を柔らかく保ってくれます。
界面活性剤
ピンク色で示した成分は、界面活性剤です。
界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせる働きがあります。
つまり、界面活性剤は水性の成分と油分のつなぎ役です。
皮膚に刺激のある成分
お肌に刺激性のある成分は配合されていません。
かゆみにアプローチする成分
乾燥肌や敏感肌、アトピー肌のかゆみにアプローチしてくれる成分は、ダチョウ卵黄エキスです。

まず、お肌の乾燥が進行すると、肌のバリア機能が弱くなり、外部からの刺激に対してお肌が敏感になります。
さらに、お肌を健康な状態に維持してくれている良い菌(皮膚常在菌)のバランスが乱れるため、雑菌が増殖しやすくなります。
その結果、かゆみの原因物質である黄色ブドウ球菌が繁殖し、かゆみが起こります。

ここで、お肌をかきむしってしまうと、肌バリアが余計に傷つき、更にバリア機能が低下するため、かゆみがひどくなっていきます。
なので、かゆみを抑えるには、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えて、弱ったバリア機能を正常に戻してあげることが大切です。
ダチョウ卵黄エキスは、黄色ブドウ球菌にのみ選択的にアプローチして排除することで、かゆみの悪循環を断ち切ります。

そして、ADリッチクリームに含まれている保湿成分や油分がお肌のバリア機能をサポートして、元の健康なお肌へと導いていきます。

総合評価
ADリッチクリームには、水分保持力に優れたユズ果実エキスが配合されているので、高い保湿効果が期待できます。
そして、ダチョウ卵黄エキスがかゆみの原因菌に直接アプローチして排除してくれるので、「かけばかくほど痒みが酷くなる」という負のループからあなたを助け出してくれるでしょう。
お肌に刺激性のある成分は含まれていないので、乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使えますね。
ADリッチクリームのまとめ
ADリッチクリームは、乾燥からくる痒みの原因に直接働きかけてくれる成分が含まれています。
そのため、単に保湿して痒みを抑えようとする他の保湿クリームとは異なり、効率よく痒みを改善していくことができます。
もし、あなたが乾燥からくるかゆみに悩んでいるなら、ADリッチクリームを試してみてください。
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