角質つるつるこするジェルは、古い角質でゴワゴワした肌をツルツルにしてくれるピーリングジェルとして人気を博しています。
「最近、肌がゴワゴワして、潤いがない気がする」
「毛穴の黒ずみが目立って、恥ずかしい」
このような悩みを抱えている人に愛用者が多いです。
今回は、角質つるつるこするジェルの口コミや効果についてまとめておきます。
角質つるつるこするジェルの口コミ
Amazonとアットコスメなどの口コミでは、次のように評価されています。
- 角質がボロボロととれた
- 毛穴の黒ずみが目立たなくなった
- 火照ってヒリヒリした
- 毛穴汚れには全く効果がなかった
- Tゾーンや顎下の毛穴に使うと、ポロポロと角栓がとれた
- 使用後にとにかく突っ張る
Amazonでは、5つ星のうち4.2を獲得しており、ユーザーからの評価は高いことが伺えます。
ただし、毛穴の黒ずみに対しては意見が分かれており、一時的に綺麗になってもまた再発するというコメントも見られます。
アットコスメでは、7つ星のうち4.4であり、評価はまずまずといったところでしょう。
ボロボロと汚れが落ちて肌がスベスベになったなどのコメントも見られますが、毛穴の黒ずみに対しては効果がなかったとする意見が多い印象です。
口コミはあくまで個人の使用感に対する感想なので、これだけを頼りに商品を評価したり、購入を検討するのは危険です。
そこで次は、角質つるつるこするジェルの成分について説明します。
角質つるつるこするジェルの成分から見る効果
角質つるつるこするジェルの全成分とその働きや安全性などを以下の表にまとめています。
成分名 | 成分分析 | 備考 |
水 | 溶剤 | – |
グリセリン | 保湿剤 | ・保湿性高い ・皮膚への刺激弱い |
ステアルトリモニウムクロリド | 陽イオン界面活性剤、洗浄剤 | ・界面活性剤の中では刺激が強いタイプに分類される ・残留性が高い ・敏感肌には刺激がある |
エタノール | 溶剤、可溶化剤、収れん剤 | ・サッパリ感や爽快感を与える ・揮発で肌を乾燥させる欠点あり |
カルボマー | 固さ調整剤 | ・水を増粘させる ・安全性が高い ・汚染されにくい |
アラントイン | 皮フ保護剤 | |
乳酸 | フルーツ酸 | 皮膚の角質を溶かして剥離させる |
グルコース | 保湿剤 | – |
クエン酸 | フルーツ酸 | 皮膚表面の古い角質を除去する |
リンゴ酸 | フルーツ酸 | 皮膚表面の古い角質を除去する |
チャエキス | 保湿剤 | – |
メチルパラベン | 保存剤 | – |
香料 | – | – |
※成分の安全性の判定には、化粧品毒性判定事典を参考にしています。
それでは、これらの成分の評価について順番に説明していきます。
皮膚への刺激性が懸念される成分
まず、皮膚への刺激が気になる成分としては、赤字で示した以下の2つの成分です。
- ステアルトリモニウムクロリド
- エタノール
ステアルトリモニウムクロリド
ステアルトリモニウムクロリドは、界面活性剤の中でも最も刺激の強いタイプにあたる陽イオン界面活性剤です。
こちらは柔軟剤として使用され、吸着した部分に滑らかな質感を与える働きがあるため、洗い流し後の肌がすべすべになります。
しかし、皮膚への刺激性があり、人によっては肌荒れの原因になることもあります。
エタノール
エタノールはサッパリとした質感を与えますが、揮発性が高く、蒸発するときに周りの水分も一緒に持っていってしまうため、乾燥を招きやすいです。
成分表示欄で上位4番目に記載されている点も気がかりです。
そのため、敏感肌や肌の弱い方は、乾燥や肌荒れに注意が必要です。
アルファヒドロキシ酸は諸刃の剣
角質つるつるこするジェルは、古い角質をボロボロ落とすと謳っていますが、こちらの働きを担っているのが、以下の3つの成分です。
- 乳酸
- クエン酸
- リンゴ酸
これらはアルファヒドロキシ酸と呼ばれており、ケミカルピーリングの成分です。
アルファヒドロキシ酸は、皮膚の角質を溶かして剥離させる性質があるので、毛穴を詰まらせている角質を除去することで、毛穴トラブルを改善する目的で使われます。
しかし、皮膚表面を溶解させるので、当然ながら皮膚への刺激は強いです。
毛穴汚れに対する効果は高いのですが、皮膚への刺激が強いので、使用方法にも以下のように記載されています。
週に2〜3回がご使用の目安です。お肌の状態にあわせてご使用ください。
出典:https://rosette.jp/products/detail.php?product_id=90
ボロボロと落ちる白いゴミは角質ではない!
ジェルを肌に塗ってこすると、ポロポロと白いゴミのような固まりが取れるのですが、これは古い角質ではなく、ジェルに含まれるゲル化剤という化学成分です。
それが摩擦によって絡まり合い、固形化したものです。
この白い固まりで皮膚表面をこすって汚れを吸着させています。
効果は一時的
角質つるつるこするジェルは、ケミカルピーリングに使われる成分を使っていることもあり、古い角質や皮脂汚れなどを落とす洗浄力は高いのですが、皮膚への刺激が強く、肌を乾燥させやすいというデメリットがあります。
一時的に毛穴の黒ずみを落としたとしても、肌が乾燥すると、皮膚を守るために皮脂が余計に分泌され、乾燥ニキビや毛穴トラブルの原因となります。
このような乾燥や肌荒れを起こすリスクの高い商品をわざわざ使わなくても、毛穴の黒ずみに効果の高い化粧品は他にもたくさんあります。
例えば、毛穴の黒ずみ対策の洗顔料として、ここ数年バカ売れしているどろあわわは、脱脂力と保湿力に定評があり、洗顔しながら肌に潤いを与えてくれます。
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