この記事では、ラフィス・リッチセラムの成分分析や効果、口コミ評価などについて説明します。
「リッチセラムは、どんな美肌効果が期待できるのかな?」
「お肌によくない成分が入っていないか気になる」
「敏感肌やアトピー肌のかゆみには効くの?」
このような疑問にお答えしていきます。
ラフィス・リッチセラムの成分分析や効果

ラフィス・リッチセラムの全成分はこちらです。
成分が多いので、似た働きをする成分に同じ色をつけて分類しています。
水、グリセリン、ペンチレングリコール、DPG、メチルグルセス-20、グルコシルトレハロース、ベタイン、加水分解水添デンプン、ダチョウ卵黄エキス、フラーレン、3-o-エチルアスコルビン酸、ウンカリアトメントサエキス、マルトデキストリン、オリゴペプチド-24、アセチルデカペプチド-3、オリゴペプチド-20、セラミド3、ユビキノン、クレアチン、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、スクワラン、ヒドロキシプロリン、RNA-Na、DNA-K、ザクロ果実エキス、グリチルリチン酸2K、オウゴン根エキス、ティーツリー油、ホホバ種子油、水添レシチン、コレステロール、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス(芳香性エキス)、フユボダイジュ花エキス(収れん性)、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、ゼラチン、カルボマー、キサンタンガム、PVP、BG、セルロースガム、リン酸2Na、リン酸K、塩化Na、塩化K、水酸化K、ペンテト酸5Na
出典:公式ページ
保湿成分
保湿成分は水色で示しています。
リッチセラムにはたくさんの保湿成分が配合されていますが、特に保湿効果が高いものがヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸という3種類のヒアルロン酸です。
これらの成分は、水分保持力が強くて、お肌の表面や内側で水分を捕まえてキープしてくれます。
なので、お肌がしっかり潤って、その潤いが長時間続きます。
油分
油分はオレンジ色で示しています。
油分は、基本的にお肌を滑らかにしたり、柔らかく保ったりする効果があります。
リッチセラム配合の油分の中では、セラミド3という成分が非常に重要です。
まず、セラミドは人のお肌にも含まれている成分であり、非常に強力な水分保持力をそなえた成分です。
このセラミドは、先に紹介したヒアルロン酸よりも水分保持力が高く、最強の保湿成分と称されることもあります。
そんなセラミドは、お肌の水分のうち、約80%もの量をキープしています。
なので、セラミドを補うことで、お肌の水分量がアップし、お肌がぷるぷると潤いに満ちていきます。
ここで、セラミドにはいくつかタイプがあり、セラミド1,セラミド2,セラミド3などがあります。
リッチセラムに配合されているセラミド3は、セラミドの中でも水分保持力が高いという特徴があります。
かゆみにアプローチする成分
乾燥からくるかゆみにアプローチする成分は、ダチョウ卵黄エキスです。
この成分は、かゆみの原因菌である黄色ブドウ球菌に直接作用して、その繁殖を抑える働きがあります。
そのため、繰り返すかゆみの悪循環を断ち切ることができます。
乾燥肌や敏感肌、アトピー肌の人は、赤みやかゆみで悩んでいる人が多いので、ダチョウ卵黄エキスのようなかゆみの原因を解決してくれる成分が入った化粧品でケアするといいでしょう。
美肌成分
上で説明した以外の美肌成分は、黄色で示したフラーレン、3-o-エチルアスコルビン酸、ユビキノン、グリチルリチン酸2K、フユボダイジュ花エキスです。
まず、フラーレンは、お肌によくない成分である活性酸素を取り込み、肌へのダメージ防いでくれる成分です。
そして、3-o-エチルアスコルビン酸は、ビタミンC誘導体と呼ばれており、フラーレン同様に活性酸素を除去してくれます。
また、ビタミンC誘導体は、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する働きもあります。
続いて、ユビキノンも活性酸素を除去する働きがあり、エイジングケア成分として近年注目されています。
活性酸素は、シミやシワ、ニキビなどの様々な肌トラブルの原因となります。
なので、お肌を健康で若々しく保ちたい方は、フラーレンやビタミンC誘導体、ユビキノンのような成分が入った化粧品を選ぶといいでしょう。
次に、グリチルリチン酸2Kは、抗炎症作用があるので、ニキビや肌あれを防いでくれます。
最後に、フユボダイジュ花エキスは、お肌を引き締める収れん性があるので、一時的に毛穴を引き締めて目立たなくしてくれます。
皮膚への刺激性が懸念される成分
お肌によくない成分は配合されていません。
総合評価
リッチセラムは、水分保持力の高い3種類のヒアルロン酸やセラミドが配合されているので、保湿効果はかなり高いです。
これらの保湿成分がお肌の潤いを長時間キープしてくれます。
そして、ダチョウ卵黄エキスは、乾燥肌や敏感肌、アトピー肌の人を悩ませる”かゆみ”を抑えて、正常なお肌を取り戻すサポートをしてくれます。
また、フラーレン、3-o-エチルアスコルビン酸、ユビキノンは活性酸素を退治して、様々なトラブルからお肌を守ってくれるので、健やかなお肌を維持するのに役立ちます。
そのうえ、グリチルリチン酸2Kまで含まれているので、繰り返すニキビを鎮めてくれます。
というわけで、成分を分析すると、リッチセラムは、こんな人にピッタリの美容液だということが分かります。
- とにかくお肌の乾燥がひどい人
- 季節の変わり目などに、肌の調子が悪くなったり、敏感になってかゆくなったりする人
- シミやシワなどのエイジングサインに悩んでいる人
- 赤く腫れたニキビや、繰り返すしつこいニキビに悩んでいる人
ラフィス・リッチセラムの口コミ評価
ここでは、リッチセラムの口コミを評価し、口コミにあるような効果が本当に期待できるのかについて説明します。
そこで、今回は公式ページの口コミ2つを取り上げます。
まず、公式ページを下にスクロールしていくと、30代女性と40代女性の口コミが掲載されています。
<30代女性の口コミ>
時間がたつとまたカサカサしてくるかなと思いましたが、いつまでもちもちでとってもお気に入りです。
このように、リッチセラムを使うと、いつまでも潤いが続いたというコメントがありますが、これは3種類のヒアルロン酸とセラミドの効果によるものと考えられます。
先程説明したように、ヒアルロン酸とセラミドは、水分保持力が強いので、お肌の水分を捕まえて、長時間キープしてくれます。
なので、この口コミのように、お肌の潤いが長く続くというわけです。
<40代女性の口コミ>
朝までしっかり保湿されており、もちもち感が持続します。
目の周りなどに重ね塗りすると、朝には乾燥しきっていた皮膚も柔らかく、ふっくらしていたので驚きました。
朝まで保湿感が続くのは、上で説明した通り、強力な保湿成分の効果によるものです。
そして、目の周りに重ね付けすると、お肌が潤って柔らかくなったとのことですが、目の周りの皮膚は薄く乾燥しやすいので、この人のように重ね付けした方がいいかもしれません。
また、お肌が柔らかくなったのは、油分の働きや、角質層がたっぷりの水分を蓄えたことによるものと考えられます。
というわけで、公式ページの口コミにあるような効果は、成分的に十分期待できるものと分かります。
ちなみに、リッチセラムは、アットコスメにも口コミが掲載されています。
アットコスメでは、MAX7つ星のうち5.4を獲得しており、まずまずの評価を受けているようですね。
ラフィス・リッチセラムのまとめ
リッチセラムは、ヒアルロン酸やセラミドが配合されていて、保湿効果は非常に高いです。
そして、リッチセラムは単に保湿力が優れているだけでなく、ダチョウ卵黄エキスという乾燥からくるかゆみを改善させる成分が入っているところが最大の特徴です。
なので、乾燥やかゆみで悩む敏感肌やアトピー肌の人にピッタリの美容液と言えます。
そのうえ、フラーレン、3-o-エチルアスコルビン酸、ユビキノン、グリチルリチン酸2K、フユボダイジュ花エキスといった嬉しい美肌成分もたくさん配合されているので、エイジングケアをしたい人や、綺麗で若々しいお肌を維持したい人にもベストな美容液です。
ちなみに、リッチセラムは通常価格が12000円(税別)と非常に高価ですが、これには理由があります。
まず、セラミドが配合されている時点で、1万円前後になるのは仕方ないです。
というのも、セラミドは非常に原価の高い成分であり、化粧品に配合するとどうしても価格を押し上げてしまいます。
そして、リッチセラムには、セラミドだけでなく、フラーレン、3-o-エチルアスコルビン酸、ユビキノンといった高価な美肌成分が複数入っているので、1万円以上の価格は妥当と言えます。
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