
リソウのリペアファンデーションは、販売本数が60万本を突破した人気の商品です。
モンドセレクションを受賞したり、医学誌に掲載されたりといった実績があり、美容家や医療関係者が推奨するファンデとしても有名です。
この記事では、そんなリソウのファンデーションをニキビ肌の人が使っても問題ないのかについて説明します。

リソウのファンデーションはニキビ肌につけても大丈夫?

先に結論から言うと、リソウのファンデーションはニキビを悪化させたり、お肌に負担が大きい成分は配合されていないので、ニキビ肌に使っても問題ないと考えられます。
ただ、それを証明するには、含有成分の働きについて理解する必要があります。
そこで、まずはリソウのリペアリキッドファンデーションの成分を評価していきます。
水、シクロペンタシロキサン、BG、ホホバ種子油、トリエチルヘキサノイン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、セチルジメチコンコポリオール、ジメチコン、エタノール、イソステアリン酸トレハロースエステルズ、チョウジエキス、カワラヨモギエキス、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、ジステアルジモニウムヘクトライト、グリセリン、アスコルビン酸、リソプス/コメ発酵エキス、グルコシルヘスペリジン、カンゾウ根エキス、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、ソウハクヒエキス、アロエベラ液汁末、ユキノシタエキス、カッコンエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、オクラエキス、グリチルリチン酸2K、ヒナギク花エキス、酸化チタン、オリーブ油、トコフェロール、ジノノキシノール-4リン酸、マイカ、カオリン、酸化亜鉛、酸化鉄、タルク、オクチルドデカノール、水酸化Al、ステアリン酸
保湿成分

水色で示したものは保湿成分です。
保湿成分は、お肌の潤いをキープする働きがあります。
リソウのファンデには保湿力の高い成分は入っていませんね。
油分

油分はオレンジ色で示しています。
油分は、お肌を柔らかくしたり、水分蒸発を防いだり、ツヤを出したりする効果があります。
美肌成分

黄緑色で示したものは美肌効果のある成分です。
チョウジエキス、カワラヨモギエキス、カンゾウ根エキス、ユキノシタエキス、グリチルリチン酸2Kは抗菌や鎮静、消炎といった作用があるので、肌荒れを防いで、お肌を清潔な状態に保つのに役立ちます。
そのため、赤く腫れたニキビがある人にはありがたい成分ですね。
続いて、アスコルビン酸は、肌荒れの原因となる活性酸素にアプローチしてくれるので、こちらもニキビ肌にとっては嬉しい成分です。
紫外線散乱剤

紫色で示した成分は、紫外線散乱剤です。
紫外線散乱剤は、肌表面で紫外線を物理的に反射することで、UVの侵入をブロックします。
紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤と比べるとUVに対する防御力は劣りますが、肌への負担がほぼゼロで、お肌に優しいのです。
顔料

肌色で示した成分は、顔料です。
マイカは顔料であり、メイクアップの仕上がりに光沢によるツヤや輝きを与えます。
タルクは白粉で、ファンデーションの肌への伸びや広がりをよくするために配合されます。
カオリンは、他の粉体の肌への付着性を高める目的で配合されます。
お肌によくない成分
お肌によくない成分はエタノールです。
エタノールは収れん作用があるので、お肌を引き締めてキメを整える効果があります。
ただ、アルコールがお肌に合わない人は避けた方がいいでしょう。
総合評価:70点
以下の4つの指標において、リソウのリペアリキッドファンデーションを◎、◯、△、☓で評価しました。
・紫外線防御力:◯
・カバー力:◯
・低刺激性:△
・保湿力:△
リソウのリペアリキッドファンデーションは紫外線吸収剤を配合していないので、UV防御力はSPF28、PA++であり、それほど高くありません。
ただし、日常使いであればSPF20~30程度で十分です。
屋外で長時間作業したり、レジャーへ行くときは、SPF50レベルの日焼け止めを使うといいでしょう。
続いて、カバー力ですが、超微粒子の粉体がシミや毛穴をカバーすることで、キメの細かい透明感のあるお肌を演出してくれるので、まずまずのカバー効果が期待できるでしょう。
そして、低刺激性については、エタノールが配合されているので△としました。
最後に保湿力についてですが、複数の保湿成分が配合されているものの、保湿力の高い成分は入っていないので、こちらも△としています。
リソウのファンデーションのまとめ
リソウのリペアリキッドファンデーションは、消炎作用や抗菌作用があり、お肌を清潔に保つ働きのある成分が複数配合されているので、ニキビ肌でも問題なく使えます。
また、紫外線吸収剤が配合されていないのでお肌に優しく、日常使いであればUVカット効果も十分と言えます。
ただ、エタノールが配合されているのでアルコールが苦手な人は避けたほうがいいかもしれませんね。
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